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ビニ本パノラマ!ビニ本のある風景(2) カトレア出版の本①

「ビニ本パノラマ!ビニ本のある風景(2) カトレア出版の本①

カトレア出版ー1

管理人のビニ本の一番の楽しみ方の一つ、

ビニ本の風景をじっくりと眺めることの第2弾!カトレア出版-2



○カトレア出版の特徴

松尾書房、北見書房、グリーン企画などと並ぶ大手老舗ビニ本出版元だったカトレア出版。

何より超過激な発禁本の大量発行元としてもカトレア出版は有名だった。
ともかく過激でえげつない、それでいて芸術性の高い、一目見たら中々忘れられないエロ画像が得意だった。
カトレア出版-10


当時のビニ本雑誌の記事に
「ビニ本で初めてパンティーの二重の布を引き剝がして一重にしたスケパンを発明したのが。
このカトレア出版だった」
という,うわさがあったのを記憶している。
カトレア出版-11-2

これは当時は画期的というか革命的な事態だったのだ。

何しろ今と違って陰毛の露出自体がまだ御法度の時代に
陰毛はスケスケ、モノによってはアソコも・・・なんて本が出てきたのだから。

当然、本は大ヒットし、それを見てた他社も「追いつけ、追い越せ」で、
より過激にアソコを見せる為の、見せない工夫?合戦が展開されてゆき、
スケパンは
・ノーパン+パンストに、
カトレア出版-24

・全裸でスケスケネグリジェに、
カトレア出版-9-2


・入浴シーンではバスクリンを修正代わりに(当然全然なってない(^^)/!)
カトレア出版-19

・シャワーの飛沫で隠してしまえ!
カトレア出版-16500



ともう、何でもありの非常に嬉しい展開になっていったのだった(^^)/。

そして気が付けばビニ本は大ブレイクし、世は一大ビニ本ブームに、それが1980年の夏ごろだった、
テレビや雑誌では連日ビニ本が特集され、それがまた、ブームを煽った。


◎当時の回想

当時、学生だった管理人も足繫く神田の芳賀書店に通ったものであった。
今でも覚えている、80年6月の某日、始めて芳賀書店に入店、
そこで見たビニ本の凄さに驚愕と衝撃と感激を覚えたことを。

狭い店内は無言でエロ本を漁る男達の熱い熱気で蒸し返していた。
正に押すな押すなの状況の中、所狭しと並べられたビニ本の中で
一際異彩を放ち、バンバン売れていた本があった。

それがカトレア出版の代表作にして最高傑作ともいえる名作「われめ」だった。
われめ これ1

ともかく表紙のインパクトが秀逸だった。
モデルはカーリーへのモロヤンキー娘という感じなのだが、顔は可愛いくて。
そのヤンキー娘がスケスケパンティーで仁王立ち。

しかもそれを下からの煽りで撮るという大胆なアングル。
そこには見事に生い茂った剛毛のヘアがバッチリだった。
生え際の一本一本まで鮮明に、リアルに。


そのエロさ、えげつなせ、いやらしさに驚愕を通り越して感激したのを今も忘れられない。
「とうとうエロ本で女の子のアソコの毛が見られる時が来た!」その嬉しさを震えながらかみしめていたのだった、あの時。なにせ陰毛なんて見えないのが当然だったから、それまでは。

奇しくもその時、店内にはRCサクセションの「雨上がりの夜空に」が大音響で流れていて、
「こんな夜に発射できないなんて~♪。お前に乗れないなんて~。」

というあの歌詞が妙に生めかしく感じられて仕方なかったのも忘れられない。
今でもあの曲を聞くとあの遠い梅雨の日の芳賀書店の蒸し暑かった店内を思い出すのであった(^^)/。
後にこの本は発禁となったのだが当然の本だった。
われめこれ3


この「われめ」をはじめとして
「ラブフォトモモエ」「愛欲絶叫」「失神陰部」「蜜月」「乱熟」「初体験」「恋めぐり」「官能曲線」・・・と
カトレア出版ー1~1

カトレヤの本は続々発禁本指定をくらってゆくのだった。

間違いなく、あのビニ本大ブームを牽引した出版社の一つがカトレア出版であり、
カトレアの本達だったのである。

こうしてそれらの本をまとめて眺めていると当時の思い出が駆け巡ってしょうがないのであった(^^)/。

次回に続きます。



◎◎◎ ①ビニ本愛好家のみなさんへ ◎◎◎

○ご希望などありましたら、コメント欄にご記入、又は管理人までDM下さい。

詳細をお伝えいたします。

★ srbnk6517@gmail.com  資料館管理人あて  


◎◎②昭和の風俗資料提供のご相談受け付けています。◎◎


雑誌、その他のメディアで昭和の風俗企画などで、資料の提供のご希望がありましたら、

ご相談受け付けておりますので、そちらも管理人までDMをお送りください。


★ srbnk6517@gmail.com  資料館管理人あて


※注意事項


〇対象の本は全て当時書店、古書店等で正規に販売されたものです。
〇本のモデルは全て18歳以上です。
〇古本なので相応の経年劣化があります。
〇当サイトのデータは全て約40年前の記録、記憶が基準である事を、ご了承ください。

コメント

圧巻

管理人様

 ブログの更新お疲れ様です。今回も壮観でした。カトレア出版は見聞きした記憶がありません。目を皿にして画像を確認しましたが、所有していた本はおそらく一冊もありませんでした。
 芳賀書店、、、懐かしい響きです。今でもありますが、当時とは全く違う感じになっています。あの当時の店内の独特な雰囲気を思い出しました。もしかすると管理人様とどこかでニアミスしていたかもしれないと思うと、不思議な感じがします。確かにびに本の内容が過激になっていくことをテレビでも、雑誌でも頻繁に取り上げて、それがブームを更に加熱させまるでバブル景気のような時代だったと思います。
 これからも老舗出版社の特集を楽しみにしています。そしていつの日にか持っている(持っていた)本を見つけるのも楽しみです。

 ブログ更新、お待ちしています。

共感嬉しいです。

真性明子嬢中毒患者様

今回もコメントありがとうございます。

あの時代の芳賀書店、そしてあの空前のビニ本ブームの記憶を共有できるとは嬉しい限りです(^^)/。

芳賀書店は本当に今は外見以外面影すらないですし、当時の記憶はどんどん薄らいでますからね。

結構足繁く行ってたから不思議な縁でニアミスあったかもですね(^^)/。

またいろいろ取り上げますからまたお楽しみください。

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